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この記事でわかること
- MCTオイルの特徴と、普通の油との違い
- MCTオイルがダイエットのサポートに向いている理由
- 摂取するときの適量と注意点
結論:MCTオイルは中鎖脂肪酸を多く含む油で、消化・吸収が早くエネルギーに変わりやすいのが特徴です。満腹感の持続や脂肪の使われやすさのサポートが期待できる一方、カロリーが高く加熱に弱いという注意点もあります。1日1〜2スプーン程度を目安に、料理にそのままかけたり混ぜたりして取り入れるのがおすすめです。

先生、MCTオイルって最近よく聞くんだけど、どんなものなの?

MCTオイルは「Medium Chain Triglycerides」の略で、中鎖脂肪酸と呼ばれる脂肪を多く含む油だよ。ココナッツオイルやパームオイルに多く含まれていて、体内で素早くエネルギーに変わるのが特徴なんだ。順番に紹介していくね。
MCTオイルとは?普通の油との違い

通常のサラダ油は長鎖脂肪酸(LCT)を多く含んでいますが、MCTオイルは中鎖脂肪酸を多く含んでいます。中鎖脂肪酸は分子が短く、消化・吸収が早いため、肝臓ですぐにエネルギーへ変換されやすいという違いがあります。
MCTオイルがダイエットのサポートに向いている理由

MCTオイルには、ダイエット中のサポートとして期待できるポイントがいくつかあります。まず、消化されるとすぐにエネルギーに変わりやすいため、体脂肪として蓄積されにくいとされています。また、食欲を抑え満腹感を持続させる働きも報告されており、摂取カロリーを自然に抑えるサポートにつながります。さらに、脂肪酸の酸化を促進する働きも報告されており、体脂肪が使われやすい状態づくりの助けになると考えられています。

それなら、いつも使ってる油をMCTオイルに変えるだけでダイエットができそうだわん!たくさん使っても平気なのかわん?

そこは注意が必要だよ!MCTオイルもカロリーが高い油だから、摂り過ぎるとカロリーオーバーになってしまうんだ。適量を守って、料理にプラスする形で取り入れてね。
MCTオイルの摂取方法と注意点

- 適量を守る:MCTオイルはカロリーが高いので、1日に1〜2スプーン程度を目安にしましょう。
- 段階的に増やす:初めての方は少量から始め、徐々に量を増やすと良いです。急に多量を摂ると消化不良を起こすことがあります。
- 食事と組み合わせる:コーヒーに混ぜたり、サラダドレッシングとして使うのが一般的です。料理に加えることで無理なく摂取できます。
- 加熱しない:中鎖脂肪酸は沸点が低く、160℃以上に加熱すると煙が出て危険なうえ、健康面のメリットも損なわれてしまいます。炒め物や揚げ物には使わず、非加熱のまま使いましょう。

MCTオイルで炒め物しようとしてたから危なかっただわん!加熱しないように気をつけるだわん!

その意気だよ!かけるだけ・混ぜるだけで気軽に取り入れられるから、無理なく続けてみてね。
科学的な研究で報告されていること

MCTオイルのダイエットサポートについては、これまでにいくつかの研究が報告されています。
- 中鎖脂肪酸の摂取がエネルギー消費を増加させ、体脂肪を減少させる効果を示した研究(Medium-chain triglycerides increase energy expenditure and decrease adiposity in humans)
- ケトジェニックダイエットにおいてケトン体の生成を促進し、脂肪燃焼を助ける効果を示した研究(Ketogenic diet and metabolic therapies: expanding the indications)
- 中鎖脂肪酸の摂取が長鎖脂肪酸と比較して満腹感を高める効果を示した研究(Medium-chain triglycerides increase satiety and reduce food intake compared with long-chain triglycerides in overweight men)
いずれも限られた条件下での研究結果であり、効果の感じ方には個人差があります。MCTオイルだけに頼るのではなく、バランスの良い食事と組み合わせて取り入れることが大切です。
手軽に取り入れたい方には、市販のMCTオイルもおすすめです。
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まとめ
MCTオイルは中鎖脂肪酸を多く含み、消化・吸収が早くエネルギーに変わりやすい油です。満腹感の持続や脂肪の使われやすさのサポートが期待できますが、カロリーが高い点と加熱に弱い点には注意が必要です。1日1〜2スプーンを目安に、コーヒーやサラダなど非加熱の料理に取り入れてみましょう。

分かっただわん!さっそくコーヒーに入れて、MCTオイルを試してみるだわん!

いいね!適量を守って、無理なく続けてみてね。
管理栄養士からのポイント
MCTオイルは「かけるだけ・混ぜるだけ」で取り入れやすい反面、カロリーが高く加熱にも弱い油です。1日1〜2スプーンを目安に、コーヒーやサラダなど非加熱の料理にプラスする形で、バランスの良い食事と組み合わせて取り入れましょう。
出典
- Bach AC, Babayan VK. Medium-chain triglycerides: an update. The American Journal of Clinical Nutrition. 1982 Mar;36(5):950-62.
- Stubbs RJ, Harbron CG. Covert manipulation of the ratio of medium- to long-chain triglycerides in isoenergetically dense diets: effect on food intake in ad libitum feeding men. International Journal of Obesity. 1996 Mar;20(5):435-44.
- Mumme K, Stonehouse W. Effects of medium-chain triglycerides on weight loss and body composition: a meta-analysis of randomized controlled trials. The Journal of Nutrition and Metabolism. 2015.
- St-Onge MP, Jones PJ. Physiological effects of medium-chain triglycerides: potential agents in the prevention of obesity. The Journal of Nutrition. 2002 Mar;132(3):329-32.
- Tsuji H, Kasai M, Takeuchi H, et al. Dietary medium-chain triacylglycerols suppress accumulation of body fat in a double-blind, controlled trial in healthy men and women. The Journal of Nutrition. 2001 Nov;131(11):2853-9.
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著者情報
執筆者:たけのこ(管理栄養士)
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